薔薇終い

ろくいち


春めいた気温がうららかな春分の日。

やろうやろうと宿題にしていた薔薇の手入れをしました。

手入れといっても、ほったらかしで伸び放題のつる薔薇を今日こそ綺麗にしなくては!!と

洗濯と掃除をすませてからとりかかりました。

思えば、10年前位になるでしょうか?

薔薇を家の前に綺麗に這わせてるお宅を通りがかり、それに憧れて3本のつる薔薇の苗を購入したのが始まりでした。

つる薔薇は強く、何も手入れをしなくてもずんずん勝手に伸びて深紅の花を咲かせ楽しませてくれました。

だけど、ちゃんと勉強して剪定や肥料なども与えなかったりして茎や葉が病気になったり、夏の枝切り、花が咲き終わったあとの始末などが

面倒になってきました。

枝を短く切ろうにも薔薇のトゲが刺さったり虫がいたりして中々できなかったのですが、新芽が出てくる春本番前に意を決して

「薔薇終い」をすることに。

最初に細い枝から切狭で切っていき、切りやすくなったら小さめの園芸用ののこぎりでギコギコ切っていきます。

太くて固いから無理かな~?なんて思ったのですが、意外に私の力でも刃が入っていける!

一気に太い枝を根元から切断できました。

切った枝をさらに切狭で20センチくらいずつにしてゴミ袋にいれていきます。

今日はごみの日で収集に間に合いました。

長い間、毎年楽しませてくれてちょっと寂しい気持ちもあるけれど、歳をとれば手入れがもっと大変になると思うので、処分ができてほっとしました。

これからなくなったスペースには手入れが楽なものをなにか植えましょう。

「薔薇さん。長い間綺麗に咲いてくれてありがとう。

あの深紅の赤い色大好きだったよ・・・」

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